難聴になると認知症を誘発する?
海外の記事を直訳したような不自然な日本語の記事を読んだ。一言でまとめると、難聴になると認知機能の低下に結びつく可能性があるから、たとえ軽度な難聴であっても早めに対処しようね、ということみたい。
難聴が起きると、脳にも影響が与えられるんだね。脳に入る刺激が変化するのだから当たり前といえば当たり前なのだけど、考えたこともなく盲点だった。
難聴になると、脳の聴覚をつかさどる領域に、他の機能が割り当てられるとのこと。聴覚野に入ってくる刺激がなくなるから、他の機能を持つようになるってことなのかな?だけど、これが認知機能に深刻な悪影響を及ぼすとのこと。軽度の難聴であっても脳の聴覚領域は弱体化し、そこに高度な思考領域が侵入して聴覚領域に取って代わることにより、聴覚領域は本来の機能を果たすのが難しくなるとのこと。これだけ聞くと、難聴になると高度な思考領域が増えて認知機能が上昇しそうだけど・・・と頭の中が「???」でいっぱいに(^^;
そんな「???」は次の文章でクリアになりました。
高次の意思決定に使用される脳の中心部が、音を聞くだけでも活性化されるようになり、負荷が増加するとのこと。要するに、脳が疲れやすくなっちゃうってことかな?
記事の最後は、高齢者が難聴になってから補聴器を使い始めるまで平均で7年あり、その期間にも認知機能は低下していくから早めに対処しようね、という内容でした。
問い合わせ先は、補聴器メーカーのマーケティング部(笑)
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