ずぼら女の節約・健康レシピ

節約と健康を目指したメモ

この秋に要注意!大人になって突然発症する怖いアレルギー

「林修の今でしょ!講座」を見てたら、アレルギーの話が始まったので覚え書きメモ。

厚労省によるアレルギー指導書を作成した方が講師役。30~40年でアレルギーは劇的に増えているらしい。

大人になってからでも突然発症する怖いアレルギー4つ

第4位:秋に最も増える「ダニ」

ダニは、秋に最も増殖する。理由は、夏に産卵して秋に生まれるため。

ダニが住処とする布団。夏場の間はタンスの中でダニが増えている。それを秋になって急に使うことで大量のダニにさらされる。
また、ぬいぐるみがダニの住処になっていることも。

症状がないのに検査で陽性が出たら、
1)すでにアレルギーが発症している
2)今後、発症する可能性がある

検査で陽性が出てもダニに触れる量を減らせばいい。

Q:ダニを退治すれば、アレルギーは防げる?
A:生きているダニが原因ではない。ダニの死骸や排泄物が原因
→掃除機で吸い出して、環境から排除することが大事

★ポイント:燻煙剤で退治した後、掃除することが大事


ダニを食べてしまって全身的なアレルギー症状になることもある

お好み焼き粉などが残って保存するときに、ダニが1匹でも入れば増殖する。
ダニは小さくて目に見えないので知らずに食べてしまう。
★ポイント:冷蔵保存する

第3位:戦争との意外な関係「花粉症」

戦後、杉が多く植林された。世界的に見たら、スギ花粉症なんてほとんどない。日本でも北海道や沖縄にはスギ花粉症は少ない。

スギ花粉は春だが、秋はイネ科の花粉症が多い。
秋に注意したいのはブタクサ。戦後に急激に増えた植物。戦後、急激に増えた。マッカーサーの置き土産、と言われることも。

花粉症の症状:
花粉を鼻が吸い込むと異物を気管支・肺に入れないためにブロックする。異物を追い出そうとして鼻水やくしゃみが出る。

高齢になると症状が落ち着くことも。免疫力が落ちるため、アレルギー体質もおさまってくる。

根本的治療がなかった花粉症だが、治すための最先端治療が来月から受けられるようになる。
舌下免疫療法。花粉のエキス体内に少しずつ入れて、花粉への耐性をつける。
免疫療法の効果が上がりやすいのが舌の下。そこから体内に吸収させる。
これまで自由診療だったが、来月10月から保険が適用される。

第2位:金属アレルギー

汗や唾液で金属が溶け出すことでおきる。溶け出す量は少ないが、微量でも継続的にさらされることでアレルギーが発症する。

高価な金属はアレルギーが起きにくい。金・プラチナなど。
安いアクセサリーは危険。メッキなど安物の金属は、アレルギーを起こす可能性がある。

金属アレルギーは、食べ物でも発症する。
・チョコレート:カカオの中にニッケルが含まれている。
 ニッケルアレルギーのある人がチョコレートを食べると、アレルギー症状を起こす
・水道水:水道管を通るので水道管を更生する金属に反応する方は、水に反応することも。

義歯や歯の詰め物でアレルギーが起こることもある。アレルギーを起こしやすい金属と起こしにくい金属がある。金など高いものを選べば、金属アレルギーを避けられる可能性が高い。

金属アレルギーは、秋が注意。
乾燥でひび割れが起こると、そこからアレルゲンが侵入する。

第1位:食物アレルギー

食物アレルギーは子供のイメージが強いが、成人の発症も少なくない。

卵・牛乳・小麦粉は、3歳までに5割(?)、6歳までに8割(?)が治る。(年齢と割合はうろ覚え) これらのアレルギーは成長する過程で治るが、それ以外は、治らない。

あらゆる食物にアレルギーの可能性があるが、発症しやすい食物と発症しにくい食物がある。
アレルギーの原因はタンパク質。アレルギーになりやすい構造を持っているタンパク質がある。

例:花粉症の人は食物アレルギーを発症しやすい傾向がある。
ブタクサと、メロン・きゅうりなどウリ科の果物・野菜。
植物は、似たような生物種。原因物質は生物共通に存在している。

Q:食物アレルギーの全長はあるの?
A:食べたときに口の中で違和感を感じる(いがいがする、不味く感じる)。突然発症するケースもあるが、予兆として、そう感じることがある。

食物アレルギーも免疫療法が取り組まれ始めている。
経口免疫療法(研究段階)
患者はツライし、一般的に行われる治療ではない。