ずぼら女の節約・健康レシピ

節約と健康を目指したメモ

蝸牛型メニエールと低音障害型感音難聴の違い

低音障害型感音難聴のことを調べていると、メニエールの初期症状だっていう人がいたり、色んな記述があって。低音障害型感音難聴のことを蝸牛型メニエールと呼ぶのか?それとも低音障害型難聴というのが上位概念で、その一種が蝸牛型メニエールなのか?と、ちょっと混乱しつつも「低音障害型難聴=蝸牛型メニエール」(と呼ぶ人がいる)と乱暴な理解をしていたのだけど。

メニエール病非定型例(蝸牛型)に対する3T-MRIの検討」なる論文の中に、その答えと思われる記述を見つけた。
・蝸牛型メニエールと診断された患者には、内リンパ水腫がある人とない人がいる
・内リンパ水腫がある人は、発作が月単位&聴力検査結果は複数回悪化
・内リンパ水腫がない人は、発作が日単位&聴力検査結果は1回のみ悪化

要するに、日単位で変わる人は内リンパ水腫がある(=メニエールである)わけではなく、ただの難聴だよ、ということだろうか。

ここでいう「発作」って何を指すのだろう?メニエールの発作といえば、真っ先に思いつくのはめまい発作。でも蝸牛型だからめまいはないし。自覚症状の悪化って捉えればいいのかしら?

メニエールのことも難聴のことも、まだまだ勉強中だから、理解を間違えているかもしれないけど。ずっと疑問に思っていたことが分かった気がして、ちょっとすっきり。

ただ、分析対象の患者が6名しかいないって・・・その研究結果って、信頼性があるのかな?
もっと研究が進めばいいなと思う。

ところでこれ、厚労省事業として行われたと思われる「前提機能異常に関する調査研究」の報告書の中にあって。
この報告書は、紙をスキャンしたものっぽい。
2012年の研究なら普通に電子データで存在しそうだけど・・・
パクリ対策と前向きに捉えてみよう。。。

この論文は、厚生労働科学研究成果データベースにある「201231036A0007.pdf」というファイルのP.114~掲載されています。
せめてもう少し分かりやすいファイル名をつけようよ・・・