ずぼら女の節約・健康レシピ

節約と健康を目指したメモ

音楽を楽しむための耳栓

Xファンによる音響性外傷の体験談とライブ用の耳栓ご紹介ブログを読んだ。
音楽が好きで難聴になると、心が凍るよね。
音楽が好きな人は他人事と思わずに、予防のためにもライブに参加するときには耳栓を使ってほしい。

このブログで紹介されている耳栓を私も使っているけど、オススメ。
音楽の音色が損なわれずに、そのまま音が少し小さくなるだけだから、耳栓をしていても普通に音楽を楽しめます。

 

難聴に対する遺伝子治療の可能性

特定の遺伝子を内耳に運ぶことで難聴のマウスの聴力が回復したという記事を見つけた。「感覚有毛細胞の大部分(80-90%)に行き渡らせることにより」ってあるから、感音性難聴のマウスが聴力を回復したってことでいいのかな?難聴のみならず、失明やバランス障害も回復したというのだから、凄いよね。
有料会員登録しないと記事詳細が読めないサイトだから、詳しいことは分からないけど・・・。今後の研究に期待。

 

BioToday - 有毛細胞に行き渡る新しいAAVベクターの遺伝子治療で難聴マウスの聴力が回復

高気圧酸素療法は突発性難聴を改善する(たぶん)

突発性難聴に対する高気圧酸素療法の有用性を検討した研究を見つけた。ステロイドのみの治療と高気圧酸素療法を使った治療とでは、治癒率と有効率には差がなかったけど、改善率は高気圧酸素療法を併用した方が高かったとのこと。有効率と改善率って言葉の定義が難しくて、いまいち分からなかったのだけど(^^;;;

難しいことは分からないけど、少しでも改善するなら選択肢として有効なのでは。他の治療法でも完全に治るかどうかは運次第なところあるし。これをきっかけに高気圧酸素療法が普及してくれるといいな、と思う。病院によっては、有効性が確認されてないからって高気圧酸素療法に否定的な話も聞くから。患者としては、選択肢が多い方がいい。

そして、4日目以降に治療を開始した症例でも高気圧酸素療法を併用した方が改善したとのこと。突発性難聴では時間がたてばたつほど治りにくいっていうのが定説だから、それを知らずに放置してしまった人には朗報だよね。逆に、4日未満で高気圧酸素療法を開始した場合には治癒率が下がるっていうのが気になるけど・・・

さらに、低音域でも高気圧酸素療法の併用が有効であると分かったらしい。それなのに調査対象から低音障害型感音難聴が省かれてるのが謎。突発性難聴と低音障害型感音難聴では、原因不明の感音難聴ってのは同じ病気として扱われていた時期もあるのだし、低音障害型感音難聴でも高気圧酸素療法を試させてほしい。

 

突発性難聴に対する高気圧酸素療法の有用性に関する研究 − 二施設間前向き比較試験 −

ライブ用の耳栓

遮音性高めなライブ用の耳栓を見つけた。購入するかは、ちょっと検討。

 

【ライブグッズ 耳栓】Safe Ears Thunderplugs PRO 聴覚障害予防/難聴予防向け(2種類のフィルターとネックコード付き)耳栓【イヤープロテクター】 - bossybabe.co.za

難聴になると認知症を誘発する?

海外の記事を直訳したような不自然な日本語の記事を読んだ。一言でまとめると、難聴になると認知機能の低下に結びつく可能性があるから、たとえ軽度な難聴であっても早めに対処しようね、ということみたい。

難聴が起きると、脳にも影響が与えられるんだね。脳に入る刺激が変化するのだから当たり前といえば当たり前なのだけど、考えたこともなく盲点だった。
難聴になると、脳の聴覚をつかさどる領域に、他の機能が割り当てられるとのこと。聴覚野に入ってくる刺激がなくなるから、他の機能を持つようになるってことなのかな?だけど、これが認知機能に深刻な悪影響を及ぼすとのこと。軽度の難聴であっても脳の聴覚領域は弱体化し、そこに高度な思考領域が侵入して聴覚領域に取って代わることにより、聴覚領域は本来の機能を果たすのが難しくなるとのこと。これだけ聞くと、難聴になると高度な思考領域が増えて認知機能が上昇しそうだけど・・・と頭の中が「???」でいっぱいに(^^;

そんな「???」は次の文章でクリアになりました。
高次の意思決定に使用される脳の中心部が、音を聞くだけでも活性化されるようになり、負荷が増加するとのこと。要するに、脳が疲れやすくなっちゃうってことかな?

記事の最後は、高齢者が難聴になってから補聴器を使い始めるまで平均で7年あり、その期間にも認知機能は低下していくから早めに対処しようね、という内容でした。

問い合わせ先は、補聴器メーカーのマーケティング部(笑)

 

元記事:

新たな研究により難聴が脳の機能に影響を及ぼすことが判明